激突! スペシャル・エディション
激突! スペシャル・エディション
激突! スペシャル・エディションを観た人の感想
テレビ、LD、ビデオと、この30年間見続けてきた名作スリラー
出張のために赤いプリマスを駆るデビッド・マンは、行きかう車もまばらなハイウェイで一台のタンクローリーを追い抜いた。途端にタンクローリーは狂気の車と化し、マンの自動車を追い回し始める。乗用車とタンクローリーとの「Duel!」=決闘の行方は…。
「ジョーズ」以前にテレビ用映画としてスピルバーグがメガホンを取った名スリラーです。30年前、中学生時代にテレビでこの作品を見たときの心拍数の激しい上昇を今でもはっきりと覚えていますし、以来幾度見直しても同じ体験を繰り返し味わうことができるのですから、時代の移り変わりにも色あせない秀作といえます。
この映画の原作者であり、脚本も担当したリチャード・マシスンは、人間存在の曖昧さや不確かさが生む不安や恐怖を繰り返し描いてきた作家です。西部に広がるひとっこひとり通らないような一本道の上で、得体の知れない巨大タンクローリーにひとりつけ狙われるマン。理不尽で不条理な体験を前に、彼はおのれの存在のあまりのちっぽけさを思い知り、その恐怖をとことん味わうことになります。
マシスンの評伝「The Devils of His Own Creation: The Life and Work of Richard Matheson」(Writers Club Pr刊)によれば、この「激突!」を生んだのは、仲間とのゴルフ・コンペの日にケネディ暗殺の報に接し、そのショックのあまり早めにゴルフを切り上げたマシスン一行の車が帰路、トラックにつけ回されたという実体験です。
その時もトラックがなぜ彼らを執拗に追いかけたのかは分からずじまい。だからこそ、この映画でもタンクローリーの運転手の追跡は、故(ゆえ)なきものとして描かれます。そこがまた恐怖に拍車をかける効果を生み出しています。
人生において繰り返し見続けたいと思う映画。私にとってこれはそういう作品なのです。
これを観たらタンクローリーが怖くなる!?
元がTVムービーであることが信じられない、スピルバーグの傑作。無言で顔も見えず、目的が一切不明で主人公をしつこく付け狙うタンクローリーが不気味で、特にトンネルから姿を現すシーンでライトを目のように光らせる所は異形の生命体に見えた。ただ運転手の手が見えていたのは残念。見えてない方がまるで車が自分の意志で動いているかのように見えて、余計怖いと思うのだが。しかし主人公がどんなに助けを求めても誰も助けてくれる者はなく、ずっと謎のタンクローリーに追い掛けられる・・・。この映画を観て一番思う事は、本当に怖いのは我々人類であることを思い知らされる。
本編ももちろん監督本人による解説が面白い
めちゃくちゃに面白い。
スピルバーグはこの若さにしてこんなにもすごい映画表現を創ってしまったがために、
以後、政治的テーマを扱うことに突っ走ってしまったんじゃないか、、、、
なんて思うくらい、完成度高すぎ。
高校生の時、この映画をビデオでみて撮影の上手い監督とはこうひとなんだなとおもいました。
今回、DVDを買ったんですが、スピルバーグ本人の映画解説がかなりのボリュームで入っています。
おすすめ!!!
|
定価: \1,800 販売価格: \1,800 人気ランキング: 5215位 おすすめ度: 発売日: 2006/04/01 発売元: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン 発送可能時期: 通常24時間以内に発送 |
テレビ、LD、ビデオと、この30年間見続けてきた名作スリラー出張のために赤いプリマスを駆るデビッド・マンは、行きかう車もまばらなハイウェイで一台のタンクローリーを追い抜いた。途端にタンクローリーは狂気の車と化し、マンの自動車を追い回し始める。乗用車とタンクローリーとの「Duel!」=決闘の行方は…。
「ジョーズ」以前にテレビ用映画としてスピルバーグがメガホンを取った名スリラーです。30年前、中学生時代にテレビでこの作品を見たときの心拍数の激しい上昇を今でもはっきりと覚えていますし、以来幾度見直しても同じ体験を繰り返し味わうことができるのですから、時代の移り変わりにも色あせない秀作といえます。
この映画の原作者であり、脚本も担当したリチャード・マシスンは、人間存在の曖昧さや不確かさが生む不安や恐怖を繰り返し描いてきた作家です。西部に広がるひとっこひとり通らないような一本道の上で、得体の知れない巨大タンクローリーにひとりつけ狙われるマン。理不尽で不条理な体験を前に、彼はおのれの存在のあまりのちっぽけさを思い知り、その恐怖をとことん味わうことになります。
マシスンの評伝「The Devils of His Own Creation: The Life and Work of Richard Matheson」(Writers Club Pr刊)によれば、この「激突!」を生んだのは、仲間とのゴルフ・コンペの日にケネディ暗殺の報に接し、そのショックのあまり早めにゴルフを切り上げたマシスン一行の車が帰路、トラックにつけ回されたという実体験です。
その時もトラックがなぜ彼らを執拗に追いかけたのかは分からずじまい。だからこそ、この映画でもタンクローリーの運転手の追跡は、故(ゆえ)なきものとして描かれます。そこがまた恐怖に拍車をかける効果を生み出しています。
人生において繰り返し見続けたいと思う映画。私にとってこれはそういう作品なのです。
これを観たらタンクローリーが怖くなる!?元がTVムービーであることが信じられない、スピルバーグの傑作。無言で顔も見えず、目的が一切不明で主人公をしつこく付け狙うタンクローリーが不気味で、特にトンネルから姿を現すシーンでライトを目のように光らせる所は異形の生命体に見えた。ただ運転手の手が見えていたのは残念。見えてない方がまるで車が自分の意志で動いているかのように見えて、余計怖いと思うのだが。しかし主人公がどんなに助けを求めても誰も助けてくれる者はなく、ずっと謎のタンクローリーに追い掛けられる・・・。この映画を観て一番思う事は、本当に怖いのは我々人類であることを思い知らされる。
本編ももちろん監督本人による解説が面白いめちゃくちゃに面白い。
スピルバーグはこの若さにしてこんなにもすごい映画表現を創ってしまったがために、
以後、政治的テーマを扱うことに突っ走ってしまったんじゃないか、、、、
なんて思うくらい、完成度高すぎ。
高校生の時、この映画をビデオでみて撮影の上手い監督とはこうひとなんだなとおもいました。
今回、DVDを買ったんですが、スピルバーグ本人の映画解説がかなりのボリュームで入っています。
おすすめ!!!