コールドマウンテン
コールドマウンテン
コールドマウンテンを観た人の感想
分かりにくくないし、暗すぎない、深刻すぎない
アリソン・クラウス等のサントラの良さと面白かったとの知人の感想で、イングリッシュ・ペイシェントを見て敬遠していたアンソニー・ミンゲラの作品だけれど、購入して恐る恐る見ました。今回もストーリーは単純だし、恋人の再会シーン等のあっけなさなど、なんだこれ?っていうところはあるものの、脇役たちが中心の楽しいシーンも多く、みじめったらしいストーリーながら深刻さがないのが良いです。見終わったあと、おとぎ話のような印象でした。バンジョー弾き、Riley Baugus(新作のプロデュースはTim O'Brien, Dirk Powell )
があっけなく殺されるシーンの前の演奏などオールドタイム、ブルーグラスのファンは見ておく価値アリです。
大作のスケール感
本作はレニーの助演賞で知られるが,それはオマケのようなものだ。役者,大自然,音楽,全てにおいて大作の風格がある。
恋人とキスを交わしただけで前線へ赴かなければならなかったインマンを演じたジュード・ロウ。役どころからすると理知的過ぎる瞳だが,さすがの名演。彼を待つお嬢様エイダを演じたニコールが,初めから強くたくましく見えたのは私も同じ。エイダをたくましく導くルビーをレニー・ゼルウィガー。ハスキーな南部訛り(?)がしばしば大袈裟に感じたのが正直なところ。私が最も印象に残った演技は,インマンが立ち寄る民家の寡婦を演じたナタリー・ポートマン。夫を戦争で亡くした不安定な精神状態を見事に演じていた。
星5つの理由は,全編を通しての風格。これだけの役者を揃えながら脇道にそれない演出の骨太さ。お硬い感じがしてとっつきにくかったが,初めだけだった。
愛は報われたのか? そう思いたいだけの映画か?
南北戦争末期の歴史の断面と恋愛を絡めた、一見、社会派映画のようなラブロマンス・ホラー風味とでも言えばいいのか。ニコール・キッドマンがそれほど若くないのと、余りにも際立った個性のために、世間知らずのお嬢様がたくましくなる過程というのが今一つだった。だって、元々たくましいんだもん。それより、レニー・ゼルヴィガーの演技の方が上手に思えた。やっぱりこれが地か? と思わせる辺りが。それに比べて、純愛を前面に出さなければならないヒーローは悲惨かつ朴訥兼純情でなければならなかったので、最初に見られた無骨さはどこへやら、弱々しい印象が目立ってしまった。損したなあ、ジュード・ロウ。結局は、ヒロインを悲しませるだけの無駄に終わった帰還、それを盛り上げるためのこじつけのような、前置きと戦闘シーンと旅路の困難さ。
どうしてこんな風にひねくれてしか受け取れないのかなあ、この映画。力みすぎなのかもしれませんね、時代背景も役者も演技も、ストーリー展開も。
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定価: \1,500 販売価格: \1,500 人気ランキング: 11021位 おすすめ度: 発売日: 2006/01/25 発売元: ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント 発送可能時期: 通常24時間以内に発送 |
分かりにくくないし、暗すぎない、深刻すぎないアリソン・クラウス等のサントラの良さと面白かったとの知人の感想で、イングリッシュ・ペイシェントを見て敬遠していたアンソニー・ミンゲラの作品だけれど、購入して恐る恐る見ました。今回もストーリーは単純だし、恋人の再会シーン等のあっけなさなど、なんだこれ?っていうところはあるものの、脇役たちが中心の楽しいシーンも多く、みじめったらしいストーリーながら深刻さがないのが良いです。見終わったあと、おとぎ話のような印象でした。バンジョー弾き、Riley Baugus(新作のプロデュースはTim O'Brien, Dirk Powell )
があっけなく殺されるシーンの前の演奏などオールドタイム、ブルーグラスのファンは見ておく価値アリです。
大作のスケール感本作はレニーの助演賞で知られるが,それはオマケのようなものだ。役者,大自然,音楽,全てにおいて大作の風格がある。
恋人とキスを交わしただけで前線へ赴かなければならなかったインマンを演じたジュード・ロウ。役どころからすると理知的過ぎる瞳だが,さすがの名演。彼を待つお嬢様エイダを演じたニコールが,初めから強くたくましく見えたのは私も同じ。エイダをたくましく導くルビーをレニー・ゼルウィガー。ハスキーな南部訛り(?)がしばしば大袈裟に感じたのが正直なところ。私が最も印象に残った演技は,インマンが立ち寄る民家の寡婦を演じたナタリー・ポートマン。夫を戦争で亡くした不安定な精神状態を見事に演じていた。
星5つの理由は,全編を通しての風格。これだけの役者を揃えながら脇道にそれない演出の骨太さ。お硬い感じがしてとっつきにくかったが,初めだけだった。
愛は報われたのか? そう思いたいだけの映画か?南北戦争末期の歴史の断面と恋愛を絡めた、一見、社会派映画のようなラブロマンス・ホラー風味とでも言えばいいのか。ニコール・キッドマンがそれほど若くないのと、余りにも際立った個性のために、世間知らずのお嬢様がたくましくなる過程というのが今一つだった。だって、元々たくましいんだもん。それより、レニー・ゼルヴィガーの演技の方が上手に思えた。やっぱりこれが地か? と思わせる辺りが。それに比べて、純愛を前面に出さなければならないヒーローは悲惨かつ朴訥兼純情でなければならなかったので、最初に見られた無骨さはどこへやら、弱々しい印象が目立ってしまった。損したなあ、ジュード・ロウ。結局は、ヒロインを悲しませるだけの無駄に終わった帰還、それを盛り上げるためのこじつけのような、前置きと戦闘シーンと旅路の困難さ。
どうしてこんな風にひねくれてしか受け取れないのかなあ、この映画。力みすぎなのかもしれませんね、時代背景も役者も演技も、ストーリー展開も。