ザ・ビーチ〈特別編〉
ザ・ビーチ〈特別編〉
ザ・ビーチ〈特別編〉を観た人の感想
自分のとっての楽園とは??
世の中のどこを探しても完璧な楽園なんてないんではないだろうか。
この映画はストーリーそのものというより、断片的なシーンが印象的でした。
人は一人ひとりが違う価値観を持っている以上、ささいな事で食い違いが生じて、争いを起こしてしまう。
戦争の歴史は侵略と搾取から始まる。
楽園を守る為には、かつて仲間だったものにも銃を向ける。
自分達の快楽を守る為に臭いものには蓋をする。
今の世の中の象徴なのではないでしょうか。
自分にとっての楽園とは何なのか、美しいビーチの映像を
観ながら考えてしまった作品でした。
この作品に出会ってから、6年が経ちますが、
世界でテロ事件、戦争のニュース、また自分自身の
幸せを考えるときにこの映画のセリフがふと頭をよぎることが
あります。
すべての人にお勧めしたい作品ではないけど、
この作品を好きだと言う人とは、なんとなく友達になれそう
な気がしてしまうくらい(笑)好き嫌いが分かれる作品だと思います。
レオ・・・
前半はサスペンス色のする、冒険の始まりといった感じです。
レオもバックパッカー青年を、好演です。
レオの魅力が堪能できます。
しかし、後半は支離滅裂でした。
ストーリーはもちろん、人間関係の描き方も、乱暴なつくりでした。
その様は、「時間がたりなかったのかしら・・」というくらい、混沌としていました。
前半を丁寧に撮りすぎた感じがしました。
せっかくのレオの好演にもかかわらず、後半の「とりあえず撮ったシーンつなぎました」感で、
残念ながら星3つす。
アメリカ版「トレイン・スポッティング」としての再評価
当時絶頂にあったディカプリオが主演し、個人的には90年代の最高傑作と呼びたい「トレイン・スポッティング」のクリエイターが作り上げた「娯楽大作」としての期待を背負わされたがために、興行的には失敗した本作であった。しかし、映画公開から数年ぶりに見直して観ると、映像や音楽のみならず物語の部分でも、きわめて丁寧に作られた作品であることに気づく。映画にするには到底長すぎる原作を忠実に再現するのではなく、ビーチで起こるキーとなるイベントだけを取上げてまとめた点は、評価に値すると思う。
そして世紀末のアメリカ(西洋と言うべきかもしれないが)の若者を描いているという点で、これをアメリカ版「トレスポ」と観ることもできることに気づく。彼らの日常はもちろん、「トレスポ」のジャンキー達の悲壮感とは180度異なる。アジアを「未開の地」としてバックパック1つで放浪し、自分達が美しいと思うものだけを享受する特権を(何の苦労もなく)手に入れ、そしてそれが儚いものであることには(自分の生命がおびやかされるまで)まったく気づかない。ビーチを抜け出した後も記念撮影した写真を笑顔で見ているエンディングがすべてを物語っている。なるほど、この映画のエンディングには「トレスポ」のような爽快感があるはずがない。
これを「娯楽大作」として制作しようとしたために、原作にはなかったロマンスが挿入されたのかもしれない。しかし映画の中でこれらのロマンスは「自分を省みない者たちの若気の至り」として描かれている。実は、ここにこそ映画の主題があったというのは深読みしすぎだろうか。ビーチと同様、行き当たり成り行き程度のロマンスを「楽園」と信じるのは愚かなことだというメッセージは、公開から時間が経ち「文化の衝突」を背景にした様々な事件が起こった現在、あらためて心に響く。
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定価: \995 販売価格: \995 人気ランキング: 5335位 おすすめ度: 発売日: 2005/04/28 発売元: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン 発送可能時期: 通常24時間以内に発送 |
自分のとっての楽園とは??世の中のどこを探しても完璧な楽園なんてないんではないだろうか。
この映画はストーリーそのものというより、断片的なシーンが印象的でした。
人は一人ひとりが違う価値観を持っている以上、ささいな事で食い違いが生じて、争いを起こしてしまう。
戦争の歴史は侵略と搾取から始まる。
楽園を守る為には、かつて仲間だったものにも銃を向ける。
自分達の快楽を守る為に臭いものには蓋をする。
今の世の中の象徴なのではないでしょうか。
自分にとっての楽園とは何なのか、美しいビーチの映像を
観ながら考えてしまった作品でした。
この作品に出会ってから、6年が経ちますが、
世界でテロ事件、戦争のニュース、また自分自身の
幸せを考えるときにこの映画のセリフがふと頭をよぎることが
あります。
すべての人にお勧めしたい作品ではないけど、
この作品を好きだと言う人とは、なんとなく友達になれそう
な気がしてしまうくらい(笑)好き嫌いが分かれる作品だと思います。
レオ・・・前半はサスペンス色のする、冒険の始まりといった感じです。
レオもバックパッカー青年を、好演です。
レオの魅力が堪能できます。
しかし、後半は支離滅裂でした。
ストーリーはもちろん、人間関係の描き方も、乱暴なつくりでした。
その様は、「時間がたりなかったのかしら・・」というくらい、混沌としていました。
前半を丁寧に撮りすぎた感じがしました。
せっかくのレオの好演にもかかわらず、後半の「とりあえず撮ったシーンつなぎました」感で、
残念ながら星3つす。
アメリカ版「トレイン・スポッティング」としての再評価当時絶頂にあったディカプリオが主演し、個人的には90年代の最高傑作と呼びたい「トレイン・スポッティング」のクリエイターが作り上げた「娯楽大作」としての期待を背負わされたがために、興行的には失敗した本作であった。しかし、映画公開から数年ぶりに見直して観ると、映像や音楽のみならず物語の部分でも、きわめて丁寧に作られた作品であることに気づく。映画にするには到底長すぎる原作を忠実に再現するのではなく、ビーチで起こるキーとなるイベントだけを取上げてまとめた点は、評価に値すると思う。
そして世紀末のアメリカ(西洋と言うべきかもしれないが)の若者を描いているという点で、これをアメリカ版「トレスポ」と観ることもできることに気づく。彼らの日常はもちろん、「トレスポ」のジャンキー達の悲壮感とは180度異なる。アジアを「未開の地」としてバックパック1つで放浪し、自分達が美しいと思うものだけを享受する特権を(何の苦労もなく)手に入れ、そしてそれが儚いものであることには(自分の生命がおびやかされるまで)まったく気づかない。ビーチを抜け出した後も記念撮影した写真を笑顔で見ているエンディングがすべてを物語っている。なるほど、この映画のエンディングには「トレスポ」のような爽快感があるはずがない。
これを「娯楽大作」として制作しようとしたために、原作にはなかったロマンスが挿入されたのかもしれない。しかし映画の中でこれらのロマンスは「自分を省みない者たちの若気の至り」として描かれている。実は、ここにこそ映画の主題があったというのは深読みしすぎだろうか。ビーチと同様、行き当たり成り行き程度のロマンスを「楽園」と信じるのは愚かなことだというメッセージは、公開から時間が経ち「文化の衝突」を背景にした様々な事件が起こった現在、あらためて心に響く。