未来世紀ブラジル
未来世紀ブラジル
未来世紀ブラジルを観た人の感想
観るべき映画
制作当時(1985年)に未来を描いたストーリーになっているが便利を求めるがゆえに不自由を背負わなければいけない現代を痛烈に批判された気分になる作品だ。
しかも途中からのクレイジーさにはただ驚かされる。
ついでに言うとこの物語ではブラジルは関係ない。(理由は歌がブラジルだったから)あとBLUE HERBの「未来世紀日本」も聴いて欲しい。
20年前に未来描写と現在が驚愕の酷似。ブラックユーモアが袋小路の世界を絶妙に描写
僕はこの作品を2006年に初めてみたが、この作品は1985年に作られたものだから、ここでの「未来」とは、20年後の今頃をイメージして作られたに違いない。そのように考えると、その先見の明に驚かされる。
IT技術については、現実世界が、映画の未来を追い越してしまったが、例えばせまいオフィスにパイプが引かれていて資料がパイプからどんどんやってきては、処理をして、別のパイプにつっこむという作業をえんえんと繰り返す様は、まさしく今のEmailに追い回されている職場に酷似しているではないか。さらに、威厳をもって歳をとるかわりにしわのばしをして若さにしがみつく母親やその友達たちの姿を見たときは驚愕させられた。さらになんといっても一番驚いたのは、テロリスト防止という名目で国民のプライバシーと自由を奪っている官僚達の姿。これって最近「愛国法」を成立して国民の盗聴や図書館の貸し出し履歴を調べたりしはじめたアメリカを完全に予知しているではないか!
映画のトーンはブレードランナーのような暗鬱としたものではなく、イギリスのブラックユーモアが基調だ。本来は明るい歌声が響くはずの「ブラジル」を完全に呼吸困難な社会にさせてしまった世界が強烈なペーソスを生み出している。
なぜ私はこれが好きではないのだろう
何かマニアの中で神みたいに祭り上げられている映画ですけど、個人的にはあまり好きではない。何故だろう?テリーギリアムは私の大好きな監督だし、SF大好きで風刺未来が出てくる様な海外SF小説も文学作品も詩も幻想小説もアホほど読んでいるが、全然いいと思わない。風刺が入ったSFも幻想的な物にも多分、食傷ぎみで個人的には新鮮に感じないのでしょうね。この映画で初めてSF風刺作品に触れた人は衝撃を受けるのでしょうね。後、個人的にはギリアムの美術設計、それも中世騎士時代の物などが好きなので、ギリアムの近未来映画はそういうのが、あまり無いので好きではないのでしょうな。「ホーリーグレイル」「ジャバウォッキー」「バロン」「バンデットQ」は物凄く好きですけど「未来世紀ブラジル」「フィッシャーキング」はそんなに好きではない。「12モンキーズ」は面白いと思いましたけど。
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定価: \2,500 販売価格: \1,879 人気ランキング: 3714位 おすすめ度: 発売日: 2004/11/25 発売元: ジェネオン エンタテインメント 発送可能時期: 通常1~2週間以内に発送 |
観るべき映画制作当時(1985年)に未来を描いたストーリーになっているが便利を求めるがゆえに不自由を背負わなければいけない現代を痛烈に批判された気分になる作品だ。
しかも途中からのクレイジーさにはただ驚かされる。
ついでに言うとこの物語ではブラジルは関係ない。(理由は歌がブラジルだったから)あとBLUE HERBの「未来世紀日本」も聴いて欲しい。
20年前に未来描写と現在が驚愕の酷似。ブラックユーモアが袋小路の世界を絶妙に描写僕はこの作品を2006年に初めてみたが、この作品は1985年に作られたものだから、ここでの「未来」とは、20年後の今頃をイメージして作られたに違いない。そのように考えると、その先見の明に驚かされる。
IT技術については、現実世界が、映画の未来を追い越してしまったが、例えばせまいオフィスにパイプが引かれていて資料がパイプからどんどんやってきては、処理をして、別のパイプにつっこむという作業をえんえんと繰り返す様は、まさしく今のEmailに追い回されている職場に酷似しているではないか。さらに、威厳をもって歳をとるかわりにしわのばしをして若さにしがみつく母親やその友達たちの姿を見たときは驚愕させられた。さらになんといっても一番驚いたのは、テロリスト防止という名目で国民のプライバシーと自由を奪っている官僚達の姿。これって最近「愛国法」を成立して国民の盗聴や図書館の貸し出し履歴を調べたりしはじめたアメリカを完全に予知しているではないか!
映画のトーンはブレードランナーのような暗鬱としたものではなく、イギリスのブラックユーモアが基調だ。本来は明るい歌声が響くはずの「ブラジル」を完全に呼吸困難な社会にさせてしまった世界が強烈なペーソスを生み出している。
なぜ私はこれが好きではないのだろう何かマニアの中で神みたいに祭り上げられている映画ですけど、個人的にはあまり好きではない。何故だろう?テリーギリアムは私の大好きな監督だし、SF大好きで風刺未来が出てくる様な海外SF小説も文学作品も詩も幻想小説もアホほど読んでいるが、全然いいと思わない。風刺が入ったSFも幻想的な物にも多分、食傷ぎみで個人的には新鮮に感じないのでしょうね。この映画で初めてSF風刺作品に触れた人は衝撃を受けるのでしょうね。後、個人的にはギリアムの美術設計、それも中世騎士時代の物などが好きなので、ギリアムの近未来映画はそういうのが、あまり無いので好きではないのでしょうな。「ホーリーグレイル」「ジャバウォッキー」「バロン」「バンデットQ」は物凄く好きですけど「未来世紀ブラジル」「フィッシャーキング」はそんなに好きではない。「12モンキーズ」は面白いと思いましたけど。