レオン 完全版 アドバンスト・コレクターズ・エディション
レオン 完全版 アドバンスト・コレクターズ・エディション
レオン 完全版 アドバンスト・コレクターズ・エディションを観た人の感想
ベッソンのクールな人間観察が鋭い映画
殺し屋であるレオンがなぜ、少女のマチルダに心を許したのかは、特に完全版ではきっちりと描かれています。初めは単なる子どもと思っていたレオンが徐々に、おかしな感情に変わっていく様子も、ジャン・レノの演技力とシナリオでキッチリと描かれています。私は初めて完全版を見たときに、若干の不快感さえ伴ってしまったほどです(いわゆる「ロリコン」と言われても仕方ないでしょう、レオンは)。これから見る人のために詳細は書きませんが。マチルダの視点で見れば、頼もしいレオンですが、同じ男の目から見ると、レオンのおかれた境遇から仕方がないのでしょうが、それ故、よりリアルにザワザワとした皮膚感を持ってレオンは、ちょっと?と思いました。またこちらの「完全版」でないと、有名なラストシーンの台詞は生きてきません(大事なシーンが通常版ではカットされています)。
出会い
完璧で、潔癖な殺し屋に徹しきることができないからこそ、レオンは少女との出会いがあったのだと思う。そこには純粋に人を思う気持ちがあったのだろう。自分とは違う人間を受け入れることで、レオンは人間らしく笑ったり、怒ったりと、昔になくしたはずの感情を取り戻していく…。少女との明るい生活の中で、レオンが変わっていく様子がしっかりと描かれている作品でした。そしてこの出会いが最後へと繋がっていくところでは涙なしには語れません。心に残る場面でした。最後の最後までみてください。
サボテンと光
レオンを観たのは、高校の時、公開された年の二本立て映画館ででした。
映像の美しさ、雰囲気にその頃は魅了されました。
ただ、私の好みかもしれませんが、
ジャン・レノ扮する殺し屋が無防備にナタリー・ポートマン演じる女の子を受け入れすぎではないかと感じました。
女の子に優しすぎて、殺し屋としての葛藤に欠けると思うのです。
やはり、いくら人間の心があるとは言え、殺し屋です。
リアルな殺し屋ならば、人に感情移入しないように、自分の仕事が失敗しないようにとことんストイックに生きている姿が、やはり説得力を持つのです。
もちろん、殺し屋と少女という組み合わせはかなり心を打ちます。
ニューヨークのストリートを二人で歩く姿はとても素敵で、ニューヨークへ行きたい気持ちに駆られます。
しかし、何か女の子に対する殺し屋の抵抗感をもっと描いた方が良かったのではないかと思います。
話が少し変わってしまうかもしれませんが、
女の子が殺し屋の部屋の前で泣いて、助けを懇願しているシーンでも、
殺し屋の葛藤、抵抗がもっとあった方がいいのではと思います。
そして、例えば、見張りのギャングに気付かれ、ぎりぎりになって、少女を助ける。
などとするなど、自分の命をまず第一に考えながら、それでも何かずるずると少女の力に人間の心を次第に出していってしまう部分をもっと描いた方が、人間を描いたものとしてよりメッセージ性が強くなると思いました。
現状の物語だとあまりに殺し屋などが美しすぎて、普通の人間ならこうするといった素朴な疑問が出てしまう気がするのです。
文句を言ってすみません。
でも、そういう意味ではリュック・べッソンという監督はとてもアーティスティックな人だと思います。また、セクシャルと言った色気、香りにとてもフェティシズムがある人だと思います。
映像としては、とても魅了するものがあります。
特に昔の作品ではなく、今後こそ、人間を描いた作品を出す予感のする人だと思います。
そういう意味でも、観るのもいい作品だと思います。
(高校時代の思い出としてプラス一つ星)
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定価: \4,179 販売価格: \3,269 人気ランキング: 6750位 おすすめ度: 発売日: 2004/06/25 発売元: パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン 発送可能時期: 通常24時間以内に発送 |
ベッソンのクールな人間観察が鋭い映画殺し屋であるレオンがなぜ、少女のマチルダに心を許したのかは、特に完全版ではきっちりと描かれています。初めは単なる子どもと思っていたレオンが徐々に、おかしな感情に変わっていく様子も、ジャン・レノの演技力とシナリオでキッチリと描かれています。私は初めて完全版を見たときに、若干の不快感さえ伴ってしまったほどです(いわゆる「ロリコン」と言われても仕方ないでしょう、レオンは)。これから見る人のために詳細は書きませんが。マチルダの視点で見れば、頼もしいレオンですが、同じ男の目から見ると、レオンのおかれた境遇から仕方がないのでしょうが、それ故、よりリアルにザワザワとした皮膚感を持ってレオンは、ちょっと?と思いました。またこちらの「完全版」でないと、有名なラストシーンの台詞は生きてきません(大事なシーンが通常版ではカットされています)。
出会い完璧で、潔癖な殺し屋に徹しきることができないからこそ、レオンは少女との出会いがあったのだと思う。そこには純粋に人を思う気持ちがあったのだろう。自分とは違う人間を受け入れることで、レオンは人間らしく笑ったり、怒ったりと、昔になくしたはずの感情を取り戻していく…。少女との明るい生活の中で、レオンが変わっていく様子がしっかりと描かれている作品でした。そしてこの出会いが最後へと繋がっていくところでは涙なしには語れません。心に残る場面でした。最後の最後までみてください。
サボテンと光レオンを観たのは、高校の時、公開された年の二本立て映画館ででした。
映像の美しさ、雰囲気にその頃は魅了されました。
ただ、私の好みかもしれませんが、
ジャン・レノ扮する殺し屋が無防備にナタリー・ポートマン演じる女の子を受け入れすぎではないかと感じました。
女の子に優しすぎて、殺し屋としての葛藤に欠けると思うのです。
やはり、いくら人間の心があるとは言え、殺し屋です。
リアルな殺し屋ならば、人に感情移入しないように、自分の仕事が失敗しないようにとことんストイックに生きている姿が、やはり説得力を持つのです。
もちろん、殺し屋と少女という組み合わせはかなり心を打ちます。
ニューヨークのストリートを二人で歩く姿はとても素敵で、ニューヨークへ行きたい気持ちに駆られます。
しかし、何か女の子に対する殺し屋の抵抗感をもっと描いた方が良かったのではないかと思います。
話が少し変わってしまうかもしれませんが、
女の子が殺し屋の部屋の前で泣いて、助けを懇願しているシーンでも、
殺し屋の葛藤、抵抗がもっとあった方がいいのではと思います。
そして、例えば、見張りのギャングに気付かれ、ぎりぎりになって、少女を助ける。
などとするなど、自分の命をまず第一に考えながら、それでも何かずるずると少女の力に人間の心を次第に出していってしまう部分をもっと描いた方が、人間を描いたものとしてよりメッセージ性が強くなると思いました。
現状の物語だとあまりに殺し屋などが美しすぎて、普通の人間ならこうするといった素朴な疑問が出てしまう気がするのです。
文句を言ってすみません。
でも、そういう意味ではリュック・べッソンという監督はとてもアーティスティックな人だと思います。また、セクシャルと言った色気、香りにとてもフェティシズムがある人だと思います。
映像としては、とても魅了するものがあります。
特に昔の作品ではなく、今後こそ、人間を描いた作品を出す予感のする人だと思います。
そういう意味でも、観るのもいい作品だと思います。
(高校時代の思い出としてプラス一つ星)