グッドフェローズ スペシャル・エディション 〈2枚組〉
グッドフェローズ スペシャル・エディション 〈2枚組〉
グッドフェローズ スペシャル・エディション 〈2枚組〉を観た人の感想
上質
以前発売されたDVDは途中ディスクを裏に引っくり返して再生する珍妙な代物だったが今回はその手間もなく助かる。
また二枚組みになりメイキングを心待ちにしていた私としては嬉しい
ロバート・デニーロの抑えた演技。ジョー・ペシの迫力。
そんな二人の大物俳優に決して食われることの無い存在感を示したレイ・リオッタ
派手な音楽やセットを使う事無く上質に落ち着いた感じの「下町ギャング映画」
グッドフェローズは実話を元にした作品で、メイキングや音声解説において、なんとこの作品のモデルになったヘンリー本人が出てくる。
当時の写真が見れるが彼を演じたレイ・リオッタにそっくりである
あの登場人物は今何をしているかといった話も聞ける。
しかし音声解説などで聞く彼の話は映画の場面以上にリアルだ。
例えばヘンリーの少年期、彼が働くレストランに銃撃を受けた男が助けを求め、ヘンリーがかくまう場面。
映画では男は血まみれになってるだけだが実際は吹き飛んだ手の指が顔に付着していたらしく、聞いただけでおぞましい話であった。
あまり語られていないが恐らく映画には描かれていない汚いことも多分やっただろう
映画として楽しめるのは勿論、音声解説とメイキングでユニークな楽しみもあるのでこの商品オススメ
AN ANOTHER MOB FLICK BUT BY SCORSESE
にやつくジョー・ペシが拳銃を乱射するラスト・シーンがこの映画の全てを物語る。
数多くの傑作を物し、TIME誌の映画史ベスト100選にも本作を含む複数作品をエントリーするマーティン・スコーセジによる、同じくロバート・デニーロが主演する「レイジング・ブル」と並びマフィアに絡む所謂モブ(ギャングスター)ムービー。
実話に基くとは言え、たとえばフランシス・フォード・コッポラの「ゴッドファーザー」のようなオーソドックスな作品と比べ、非常に映画的なシーンに富む。
クリストファー・セローンが父に叩かれるときなどに、ナレーションにオーバーラップするストップ・モーション、レイ・リオッタ(ヘンリー)がロレイン・ブラーコ(カレン)をデートに誘い通用口からキッチンをぬけディナー・テーブルまで延々と続く長回し、あるいは物語の最も象徴的な部分から始まり一旦過去へと遡ることで見るものを引き込むストラクチャーなど、原作のフレイバーを殺さず巧みに映画として全く活字とは別のものに再構築(いわゆるニューシネマ以降のリアリズムに不必要に足をすくわれることなく・・・といった意味でも)するスコーセジの手腕は鮮やかというほかない。
またユーモアとウィットに富むダイアログや、エリック・クラプトン、シド・ビシャスなどを含む各時代を映す選曲も、同種の他者作品とスコーセジのそれを区別する特徴といえる。
ただ、なぜかB級ではない大掛かりな映画として繰り返されるモブ・ムービーを、「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」のジョー・ペシ、「ゴッドファーザー」のデニーロやフランク・シベロなど、キャスティングも一部オーバーラップさせながらこの時期(1990)にスコーセジが撮ることの意味は何なのか。特に「ゴッドファーザー」との比較において、製作者たちも述べるようにフィクションと、ノンフィクションの違いはあるにしても、両作品および「ワンス・アポン・・・」がある意味全て無批判に映画史ベスト100に選ばれることに、今一度なんらかの考察があってもいいのではないだろうか(あるいはたとえばマイケル・チミノの「シシリアン」がそこに選ばれないのはなぜなのか)。
仕様について
スコセッシ監督の代表作が相次いで発売となったが,せっかくなら「タクシードライバー」も含め,ボックスで発売してほしかった。本作に加え「ミーンストリート」も購入したが,外装が余りに普通なのだ。 一枚一枚を手頃な値段で出すのも良いが,初DVD化が4枚(「ミーン・ストリート」「ドアをノックするのは誰?」「アフター・アワーズ」「アリスの恋」)もあるのだから,豪華ボックス仕様にして,特典ディスクの一枚でも付いたら,値段に関係なく購入したと思う。スコセッシの渾身の作品群,決して寄せ集めとはならないだろう。
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定価: \3,129 販売価格: \3,129 人気ランキング: 13092位 おすすめ度: 発売日: 2004/10/29 発売元: ワーナー・ホーム・ビデオ 発送可能時期: 通常24時間以内に発送 |
上質以前発売されたDVDは途中ディスクを裏に引っくり返して再生する珍妙な代物だったが今回はその手間もなく助かる。
また二枚組みになりメイキングを心待ちにしていた私としては嬉しい
ロバート・デニーロの抑えた演技。ジョー・ペシの迫力。
そんな二人の大物俳優に決して食われることの無い存在感を示したレイ・リオッタ
派手な音楽やセットを使う事無く上質に落ち着いた感じの「下町ギャング映画」
グッドフェローズは実話を元にした作品で、メイキングや音声解説において、なんとこの作品のモデルになったヘンリー本人が出てくる。
当時の写真が見れるが彼を演じたレイ・リオッタにそっくりである
あの登場人物は今何をしているかといった話も聞ける。
しかし音声解説などで聞く彼の話は映画の場面以上にリアルだ。
例えばヘンリーの少年期、彼が働くレストランに銃撃を受けた男が助けを求め、ヘンリーがかくまう場面。
映画では男は血まみれになってるだけだが実際は吹き飛んだ手の指が顔に付着していたらしく、聞いただけでおぞましい話であった。
あまり語られていないが恐らく映画には描かれていない汚いことも多分やっただろう
映画として楽しめるのは勿論、音声解説とメイキングでユニークな楽しみもあるのでこの商品オススメ
AN ANOTHER MOB FLICK BUT BY SCORSESEにやつくジョー・ペシが拳銃を乱射するラスト・シーンがこの映画の全てを物語る。
数多くの傑作を物し、TIME誌の映画史ベスト100選にも本作を含む複数作品をエントリーするマーティン・スコーセジによる、同じくロバート・デニーロが主演する「レイジング・ブル」と並びマフィアに絡む所謂モブ(ギャングスター)ムービー。
実話に基くとは言え、たとえばフランシス・フォード・コッポラの「ゴッドファーザー」のようなオーソドックスな作品と比べ、非常に映画的なシーンに富む。
クリストファー・セローンが父に叩かれるときなどに、ナレーションにオーバーラップするストップ・モーション、レイ・リオッタ(ヘンリー)がロレイン・ブラーコ(カレン)をデートに誘い通用口からキッチンをぬけディナー・テーブルまで延々と続く長回し、あるいは物語の最も象徴的な部分から始まり一旦過去へと遡ることで見るものを引き込むストラクチャーなど、原作のフレイバーを殺さず巧みに映画として全く活字とは別のものに再構築(いわゆるニューシネマ以降のリアリズムに不必要に足をすくわれることなく・・・といった意味でも)するスコーセジの手腕は鮮やかというほかない。
またユーモアとウィットに富むダイアログや、エリック・クラプトン、シド・ビシャスなどを含む各時代を映す選曲も、同種の他者作品とスコーセジのそれを区別する特徴といえる。
ただ、なぜかB級ではない大掛かりな映画として繰り返されるモブ・ムービーを、「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」のジョー・ペシ、「ゴッドファーザー」のデニーロやフランク・シベロなど、キャスティングも一部オーバーラップさせながらこの時期(1990)にスコーセジが撮ることの意味は何なのか。特に「ゴッドファーザー」との比較において、製作者たちも述べるようにフィクションと、ノンフィクションの違いはあるにしても、両作品および「ワンス・アポン・・・」がある意味全て無批判に映画史ベスト100に選ばれることに、今一度なんらかの考察があってもいいのではないだろうか(あるいはたとえばマイケル・チミノの「シシリアン」がそこに選ばれないのはなぜなのか)。
仕様についてスコセッシ監督の代表作が相次いで発売となったが,せっかくなら「タクシードライバー」も含め,ボックスで発売してほしかった。本作に加え「ミーンストリート」も購入したが,外装が余りに普通なのだ。 一枚一枚を手頃な値段で出すのも良いが,初DVD化が4枚(「ミーン・ストリート」「ドアをノックするのは誰?」「アフター・アワーズ」「アリスの恋」)もあるのだから,豪華ボックス仕様にして,特典ディスクの一枚でも付いたら,値段に関係なく購入したと思う。スコセッシの渾身の作品群,決して寄せ集めとはならないだろう。