山の郵便配達
山の郵便配達
山の郵便配達を観た人の感想
優しい父親の視線
この映画は郵便配達の仕事を父親から引き継ぐ息子の語りで進められるが、実は息子を見守る父親の話だ。愛犬「次男坊」にも相手にされなかった息子に同伴する父親の視線は常に優しい。険しい山道で息子の背を見る厳しい視線の中にも、また山の部族(トン族)の娘と仲良くなった息子を見守る視線にも優しさはいっぱいだった。そして父親の歩んできた道と息子をダブらせて父親の生き様を描いている。
川を息子に背負われて渡るシーンでは小さい頃息子を肩の上に乗せて歩いたことを回想させ、成長した息子に涙する父親の気持ちを静かに表す。最後に愛犬「次男坊」にも認められた大きくなった息子の背中に安堵する父親の気持ちは観る者にも十分伝わり、静かな感動をよぶ。
映像は険しい山道を歩く2人をカメラは同伴者のような観点でとらえ、美しい山々、田園風景と巧みに融合させている。静かな音楽も緑を基調とした美しい映像に実にマッチしており、2人の道行きをささえる。
残念なのは語りが息子であるがために、父親の生き様と息子を見守る物語との間に若干違和感がおきてしまったところ。語りをもう少し抑えた方が観る者が父親の視点で感情移入できたかもしれない。
ともあれ、美しく静かな余韻を十分堪能できる作品だ。
中国語の勉強者におすすめ
物語は中国の郵便配達をしている父親が仕事を引退するにあたって、息子にその仕事を引き継ぐことになり最後に一緒に配達にでかけるところを描いたもので、親子の関係や父親の仕事に対する考え方、美しい田舎の風景など、今の日本が失ってしまったものに気づかせてくれる、本当に心が洗われるような映画です。
中国語を勉強しているかたにもおすすめ!日本語字幕の助けがなくても感動できますよ。
人の道を考えさせられました
自分の生涯を”山に住む人々”へ郵便を届け続けることに捧げた父親と、それを陰から支えた母親。その仕事を継ぐと決めながら、心のどこかに迷いを抱える息子。息子の初めての仕事と同時に、父親にとっての最後の山への配達の3日間が、静かに感動的に語られる。
中国湖南省の山岳地帯の風景は息を飲むほどに美しい。でも美しさの裏に、辿る道の厳しさとそこに住む人の逞しさや優しさを知らされる息子は、父が使命としたものの重さに気づき、足を痛めた父を背負って冷たい川を渡る。父は息子の背で悟られまいとしながらも、こぼれる涙で頬を濡らす。
思想、体制、宗教。国をさえ左右するさまざまなものと関係なく、子を思い親を思いながら人として生きること、生き続けていかなければならないことの重さと崇高さを、一瞬でも思い起こさせてくれる素晴らしい映画です。
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定価: \4,179 販売価格: \3,267 人気ランキング: 14581位 おすすめ度: 発売日: 2002/05/24 発売元: ジェネオン エンタテインメント 発送可能時期: 通常1~2週間以内に発送 |
優しい父親の視線この映画は郵便配達の仕事を父親から引き継ぐ息子の語りで進められるが、実は息子を見守る父親の話だ。愛犬「次男坊」にも相手にされなかった息子に同伴する父親の視線は常に優しい。険しい山道で息子の背を見る厳しい視線の中にも、また山の部族(トン族)の娘と仲良くなった息子を見守る視線にも優しさはいっぱいだった。そして父親の歩んできた道と息子をダブらせて父親の生き様を描いている。
川を息子に背負われて渡るシーンでは小さい頃息子を肩の上に乗せて歩いたことを回想させ、成長した息子に涙する父親の気持ちを静かに表す。最後に愛犬「次男坊」にも認められた大きくなった息子の背中に安堵する父親の気持ちは観る者にも十分伝わり、静かな感動をよぶ。
映像は険しい山道を歩く2人をカメラは同伴者のような観点でとらえ、美しい山々、田園風景と巧みに融合させている。静かな音楽も緑を基調とした美しい映像に実にマッチしており、2人の道行きをささえる。
残念なのは語りが息子であるがために、父親の生き様と息子を見守る物語との間に若干違和感がおきてしまったところ。語りをもう少し抑えた方が観る者が父親の視点で感情移入できたかもしれない。
ともあれ、美しく静かな余韻を十分堪能できる作品だ。
中国語の勉強者におすすめ物語は中国の郵便配達をしている父親が仕事を引退するにあたって、息子にその仕事を引き継ぐことになり最後に一緒に配達にでかけるところを描いたもので、親子の関係や父親の仕事に対する考え方、美しい田舎の風景など、今の日本が失ってしまったものに気づかせてくれる、本当に心が洗われるような映画です。
中国語を勉強しているかたにもおすすめ!日本語字幕の助けがなくても感動できますよ。
人の道を考えさせられました自分の生涯を”山に住む人々”へ郵便を届け続けることに捧げた父親と、それを陰から支えた母親。その仕事を継ぐと決めながら、心のどこかに迷いを抱える息子。息子の初めての仕事と同時に、父親にとっての最後の山への配達の3日間が、静かに感動的に語られる。
中国湖南省の山岳地帯の風景は息を飲むほどに美しい。でも美しさの裏に、辿る道の厳しさとそこに住む人の逞しさや優しさを知らされる息子は、父が使命としたものの重さに気づき、足を痛めた父を背負って冷たい川を渡る。父は息子の背で悟られまいとしながらも、こぼれる涙で頬を濡らす。
思想、体制、宗教。国をさえ左右するさまざまなものと関係なく、子を思い親を思いながら人として生きること、生き続けていかなければならないことの重さと崇高さを、一瞬でも思い起こさせてくれる素晴らしい映画です。