ダークシティ
ダークシティ
ダークシティを観た人の感想
“堕落したてのこの街が遊び場”
普通の人は知らないだろうし、レンタルビデオ屋で見かけてもうさん臭げな印象しか持たないだろうが、ばっちり名作と呼べる哀愁に溢れたシブい映画。
敵であるストレンジャーたちがかっこよく、展開は謎めいていて物語に普通に引き込まれる。各シーンの演出やセリフ・俳優の演技からシーン自体の長さまでうまい具合にまとまっていて、バランス感覚はかなりいい。音楽もイカス。
超大作ではないが、超大作と呼ばれるような映画が意外と持っていない深い味わいがある。それは製作者にある種の特別なセンスや叙情性があるからだろう。
ちなみに公開当時のTVCMではBLANKEY JET CITYの『DERRINGER』が使われていて、異様に合ってたので興味を持った。
それはやけに立派な金魚でした。
『ダークシティ』がカルトムービーであるという意味においてはB級映画的だが、低予算の短期間に撮られた映
画を指す「B級映画」がこの作品を表するに適当かは疑問だ。数少ないとはいえ一流の俳優を起用しセットにも
相当な費用がかかっていそう。ただテーブルや階段が伸びたりなど一部の視覚効果に小手先のチープさを感じる
のも事実で、そういう部分にB級的な匂いを嗅ぎ取る人がいるのかも。僕の場合ジェニファー・コネリー目当て
だった。劇場予告でラテンのスタンダードナンバー「Sway」を歌う姿に触手が動いた覚えが。だがいざ見て
みると彼女の存在を切り離しても(厳密には切り離せないのだが)かなり面白い映画だった。複数の実体を持つ
も一つの共通思念体である地球外生命が、宇宙空間に人工都市を造り出し誘拐した地球人を住まわせては、でっ
ち上げの記憶を植え付けその感情や行動を観察する。彼ら異邦人(ストレンジャー)はチューンと呼ばれる念動
力を持つが、彼らによって連続殺人犯の記憶をあてがわれるはずだった地球人ジョン・マードックは突然変異的
に異邦人と同じ超能力に目覚める。そして失われた記憶を求め夜を彷徨う。ノワールな雰囲気を醸した夜の街は
ノスタルジックでもあり魅力的だった。ジョンを追いかける刑事バムステッド(ウイリアム・ハート)がカッコ
良かった。朝が訪れない街の中では陽炎に揺れるオアシスのごとき目映いシェルビーチの記憶。暗い夜にジョン
への愛の記憶を抱くエマ(ジェニファー)の孤独。心惹かれる要素に溢れた映画だった。しかし個人的には冒頭
シュレーバー博士のナレーションを入れてほしくなかった。時間停止場面も先送りにし出来るだけ説明を省いた
かたちで、電灯の笠が揺れるホテルの浴室という外界を想起させない狭い空間から始めて、ひたすら中から外へ
と立ち上げてほしかった。娼婦メイ役のメリッサ・ジョージという女優が印象的だったのを付け加えたい。
名作だと思います
アイ、ロボットが大ヒットしたアレックス・プロヤス監督ですがこの作品の方がオススメです。ストーリーはSFサスペンスと言った感じです。記憶喪失の男が殺人容疑をかけられ逃走しているうちに街を裏側から操っている謎の存在に気付き対決する事になります。ストーリーももちろん面白いんですがやはりビジュアルが一番の見せ場だと思います。ある時間が来ると変化を始め今までと全く違う形に変化する街の風景や記憶をなくし違う性格となり活動し始める人間たち…などかなり斬新な設定と映像で楽しめる作品になってます。ラスト主人公が見る景色は美しいです。
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定価: \6,300 販売価格: \5,259 人気ランキング: 7917位 おすすめ度: 発売日: 2000/09/21 発売元: 東宝 発送可能時期: 通常3~4日以内に発送 |
“堕落したてのこの街が遊び場”普通の人は知らないだろうし、レンタルビデオ屋で見かけてもうさん臭げな印象しか持たないだろうが、ばっちり名作と呼べる哀愁に溢れたシブい映画。
敵であるストレンジャーたちがかっこよく、展開は謎めいていて物語に普通に引き込まれる。各シーンの演出やセリフ・俳優の演技からシーン自体の長さまでうまい具合にまとまっていて、バランス感覚はかなりいい。音楽もイカス。
超大作ではないが、超大作と呼ばれるような映画が意外と持っていない深い味わいがある。それは製作者にある種の特別なセンスや叙情性があるからだろう。
ちなみに公開当時のTVCMではBLANKEY JET CITYの『DERRINGER』が使われていて、異様に合ってたので興味を持った。
それはやけに立派な金魚でした。『ダークシティ』がカルトムービーであるという意味においてはB級映画的だが、低予算の短期間に撮られた映
画を指す「B級映画」がこの作品を表するに適当かは疑問だ。数少ないとはいえ一流の俳優を起用しセットにも
相当な費用がかかっていそう。ただテーブルや階段が伸びたりなど一部の視覚効果に小手先のチープさを感じる
のも事実で、そういう部分にB級的な匂いを嗅ぎ取る人がいるのかも。僕の場合ジェニファー・コネリー目当て
だった。劇場予告でラテンのスタンダードナンバー「Sway」を歌う姿に触手が動いた覚えが。だがいざ見て
みると彼女の存在を切り離しても(厳密には切り離せないのだが)かなり面白い映画だった。複数の実体を持つ
も一つの共通思念体である地球外生命が、宇宙空間に人工都市を造り出し誘拐した地球人を住まわせては、でっ
ち上げの記憶を植え付けその感情や行動を観察する。彼ら異邦人(ストレンジャー)はチューンと呼ばれる念動
力を持つが、彼らによって連続殺人犯の記憶をあてがわれるはずだった地球人ジョン・マードックは突然変異的
に異邦人と同じ超能力に目覚める。そして失われた記憶を求め夜を彷徨う。ノワールな雰囲気を醸した夜の街は
ノスタルジックでもあり魅力的だった。ジョンを追いかける刑事バムステッド(ウイリアム・ハート)がカッコ
良かった。朝が訪れない街の中では陽炎に揺れるオアシスのごとき目映いシェルビーチの記憶。暗い夜にジョン
への愛の記憶を抱くエマ(ジェニファー)の孤独。心惹かれる要素に溢れた映画だった。しかし個人的には冒頭
シュレーバー博士のナレーションを入れてほしくなかった。時間停止場面も先送りにし出来るだけ説明を省いた
かたちで、電灯の笠が揺れるホテルの浴室という外界を想起させない狭い空間から始めて、ひたすら中から外へ
と立ち上げてほしかった。娼婦メイ役のメリッサ・ジョージという女優が印象的だったのを付け加えたい。
名作だと思いますアイ、ロボットが大ヒットしたアレックス・プロヤス監督ですがこの作品の方がオススメです。ストーリーはSFサスペンスと言った感じです。記憶喪失の男が殺人容疑をかけられ逃走しているうちに街を裏側から操っている謎の存在に気付き対決する事になります。ストーリーももちろん面白いんですがやはりビジュアルが一番の見せ場だと思います。ある時間が来ると変化を始め今までと全く違う形に変化する街の風景や記憶をなくし違う性格となり活動し始める人間たち…などかなり斬新な設定と映像で楽しめる作品になってます。ラスト主人公が見る景色は美しいです。