グレン・グールド 27歳の記憶
グレン・グールド 27歳の記憶
グレン・グールド 27歳の記憶を観た人の感想
プロモーション・ビデオという感じ
1959年に発表された映画。内容は、販売促進のためコロンビアレコードにより制作されたプロモーション・ビデオという感じ。コロンビアは、動くグールドを購買者に見せたかったのだろう。登場人物が演出・脚本通りに動いている。1960年にグールドは、スタインウェイの技術主任ウィリアム・ハプファーがグールドに傷害を負わせたとして、スタインウェイを相手取り30万ドルもの損害賠償訴訟を起こしている。この映画が制作されたとき、すでに両者は良好な関係ではなかったはず。しかし、この映画では、グールドはスタインウェイのよい広告塔として利用されてる。グールドは一切をコントロールしたいという欲求を持っていたという。その意味で、この映画も、彼によってコントロールされているという印象を受ける。したがって、このビデオは、グールドのファンにとっても、価値は高くないコンテンツだと思う。
Off And On
Offではグールドの自宅での練習風景,愛犬との散歩など.
Onではレコーディング風景を中心にまとめられています.
このDVDを見て印象深いのは以下2点でした.
・Offで練習用のピアノ(撮影当時で50年前のもの)
について語っているところ.
・Onでは演奏しながらハミングしているところ
このDVDを見終わってからCDを聴きなおし,ハミングが聴こえてくると
レコーディングの情景が目に浮かんでくるようです.
グールドファンとしては,必携の一枚ですね.
Gouldのベスト3の映像記録!
グールドの映像記録の中で、ベスト3に入る「定番」。前半(Off the Record)が彼の生家・カナダでのグールドの生活。前半が特に良い。愛犬バンクォーと森林散歩。Bach数パッセージ演奏での自問自答しながら「No!」と何度も弾き直すシーン。そして一番の白眉の評論家(Webernの生徒)との会話シーンが何といっても面白い!「Webernはシャイな人で作品も同様にシャイだ」との発言にいきなりピアノソナタの第2章を弾き「これでもシャイ?かい?」と機智ある応答をし「本当にシャイなのは」とSchubertを演奏してみせる。(彼のSchubert演奏は超レア)後半(On the Record)は、NYのスタジオ録音風景がほとんど。「Bach Italian Concert」録音だが、やはり興味深いシーンが幾つもある(スナップ撮影を頑なに拒否する等々)。さて、導入部のピアノ選びシーンで「君の椅子も是非当社に寄付を!」とか「ピアノは時代遅れだ。ジェットエンジンをつけるとかしないと」と笑ってジョークを楽しんでるが、まだこの時点では「自分の早すぎた死」も「演奏ツアー終焉」も未決定だったハズ。そう思い観ると、クラシックファンならずとも「退屈しない」と保障します。
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定価: \5,040 販売価格: \5,040 人気ランキング: 3907位 おすすめ度: 発売日: 2001/06/25 発売元: 紀伊國屋書店 発送可能時期: 通常1~2週間以内に発送 |
プロモーション・ビデオという感じ1959年に発表された映画。内容は、販売促進のためコロンビアレコードにより制作されたプロモーション・ビデオという感じ。コロンビアは、動くグールドを購買者に見せたかったのだろう。登場人物が演出・脚本通りに動いている。1960年にグールドは、スタインウェイの技術主任ウィリアム・ハプファーがグールドに傷害を負わせたとして、スタインウェイを相手取り30万ドルもの損害賠償訴訟を起こしている。この映画が制作されたとき、すでに両者は良好な関係ではなかったはず。しかし、この映画では、グールドはスタインウェイのよい広告塔として利用されてる。グールドは一切をコントロールしたいという欲求を持っていたという。その意味で、この映画も、彼によってコントロールされているという印象を受ける。したがって、このビデオは、グールドのファンにとっても、価値は高くないコンテンツだと思う。
Off And OnOffではグールドの自宅での練習風景,愛犬との散歩など.
Onではレコーディング風景を中心にまとめられています.
このDVDを見て印象深いのは以下2点でした.
・Offで練習用のピアノ(撮影当時で50年前のもの)
について語っているところ.
・Onでは演奏しながらハミングしているところ
このDVDを見終わってからCDを聴きなおし,ハミングが聴こえてくると
レコーディングの情景が目に浮かんでくるようです.
グールドファンとしては,必携の一枚ですね.
Gouldのベスト3の映像記録!グールドの映像記録の中で、ベスト3に入る「定番」。前半(Off the Record)が彼の生家・カナダでのグールドの生活。前半が特に良い。愛犬バンクォーと森林散歩。Bach数パッセージ演奏での自問自答しながら「No!」と何度も弾き直すシーン。そして一番の白眉の評論家(Webernの生徒)との会話シーンが何といっても面白い!「Webernはシャイな人で作品も同様にシャイだ」との発言にいきなりピアノソナタの第2章を弾き「これでもシャイ?かい?」と機智ある応答をし「本当にシャイなのは」とSchubertを演奏してみせる。(彼のSchubert演奏は超レア)後半(On the Record)は、NYのスタジオ録音風景がほとんど。「Bach Italian Concert」録音だが、やはり興味深いシーンが幾つもある(スナップ撮影を頑なに拒否する等々)。さて、導入部のピアノ選びシーンで「君の椅子も是非当社に寄付を!」とか「ピアノは時代遅れだ。ジェットエンジンをつけるとかしないと」と笑ってジョークを楽しんでるが、まだこの時点では「自分の早すぎた死」も「演奏ツアー終焉」も未決定だったハズ。そう思い観ると、クラシックファンならずとも「退屈しない」と保障します。